大学生サークルが起こしたヤバイ事件3選。危険サークルの見分け方も紹介

こんにちは!カレッジノート(@collegenoteinfo)です!

後輩の女の子の顔
女子大生
大学生といえばサークル!

と思う人もいるほど、友達とワイワイできるサークルは楽しいものです。

しかし、お酒を飲みはじめる年代ということもあってか、大きさはさまざまですが飲酒に関係している事件も残念ながら少なくありません。

酔っぱらってカバンを失くしちゃった~くらいならかわいいものですが、酩酊状態にさせて強姦、急性アルコール中毒で救急搬送など、とても笑ってはいられないこともしばしばあります。

この記事では、まずそんな「やばい」事件を3つ取り上げ、それぞれについて概要やその後の流れなどを説明します。

そして、どうすれば「やばい」事件を起こしてしまうサークルに入らずに済むのか、も最後にお話ししていきます。

・サークル選び中の人
・ヤバいサークルに入りたくない人
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1.大学生サークルのやばい事件

ほとんどの大学生のサークルは健全な活動をしており、青春を謳歌しています。

しかし、中には事件性のある「やばい」サークルも存在します。

その多くは、「お酒」と「性欲」に関するもので、男子大学生が集団的に起こすものです。

歴史あるサークルであっても、裏で計画的に行われている場合もあります。

2.大学生やばいサークル事件3選

ここからは、大学生がサークルで集団的に起こした事件について3つ紹介していきます。

2.1 スーパーフリー事件

まずは1つ目は、大学生が起こした事件で最も有名とも言える「スーパーフリー事件」です。

2.1.1 スーパーフリー事件の概要

スーパーフリー事件は、早稲田大学公認サークルの「スーパーフリー」に所属していた男性らによって、合計で400人と言われるほど多くの女性(女子大学生)が泥酔させられ輪姦されたというもので、2003年に被害届が警察に提出されたことで発覚しました。

スーパーフリーは大きなインカレサークルで、数百人規模のイベントの企画・運営を成功させていました。

しかし、イベントの打ち上げや飲み会の二次会などでは、アルコール度数95-6%のスピリタスを使用した高アルコール飲料を飲ませて女性を泥酔させ酩酊状態になったところを輪姦する、といったことが日常的、組織的に行われていたようです。

この輪姦をスーパーフリーの女性メンバーもほう助し、彼女らが何らかの報酬を受け取っていたこともわかっています。

2.1.2 スーパーフリー事件の発覚後

主犯格の男性の逮捕後、合計で約30件分の被害届が提出され最終的に名門大学出身の男子学生ら13名が逮捕、起訴され準強姦罪で懲役2年4か月~14年の実刑判決が下りましたが、未逮捕者も多くいました。

しかし、それでもやはり社会的な余波は大きく、集団強姦罪などが新設されたのはこの事件の影響を受けてだと言われています。
また、主犯格でありスーパーフリーの代表だった男性も既に満期出所していて、2019年2月には週刊新潮において手記を発表し大きな話題になりました。

大学側の対応としては、2003年7月1日付で代表者を、同8日付でその他在籍者を退学処分とし、不祥事調査対策委員会が教職員向けに約1000ページに及ぶ報告書を作成しました。

2.2 明大サークル「クライス」

続いて、比較的新しい事件で記憶に残っている人も多い明大サークル「クライス」の事件です。

2.2.1 明大サークル「クライス」事件の概要

この事件は、2014年にコマ劇場跡地(現在は新宿東宝ビルがある場所)で、明治大学公認テニスサークルの「クライス」の未成年を含むメンバーが集団で昏倒し、警察の出動や救急隊による搬送をともなう騒ぎに発展した、というものです。

その中には、脱糞してしまっていたとみられる人までいて、繁華街のど真ん中であったことも加わり、大きな注目を集めました。

クライスは明治大学と日本女子大学との合同のインカレで40年以上前に作られたテニスサークルでしたが、当時から「飲みサー」や「ヤリサー」と呼ばれておりテニスの練習以外の活動がメインと言えるほどで、評判は良くなかったといいます。

一人二人ほどが倒れているだけならそれほど珍しいことでもありませんが、10~20人の集団でという惨状は異様なもので、ネットで拡散され、クライスという名前の特定に至ったという経緯があります。

2.2.2 明大サークル「クライス」の事件発覚後

大学による発表のなかには「過度な飲酒」とありましたが、違法な薬物等の摂取(またはその強要)があったのではないか、という声がネットを中心に多くあがりました。

そして、上記の拡散、特定の流れのなかで所属メンバーのものと思われるSNSアカウントが流出し、スピリタスカプセル(スーパーフリー事件でも使われたスピリタスをカプセルに入れ飲みやすくしたもの)が使用されたことがわかりました。

また、警察の捜査に対しある男子学生が「女子学生らに睡眠薬を飲ませた」と答えたそうです。

しかし、強姦等に至らなかったため事件性なし、と判断され逮捕は行われていません。

大学側からの学生らに対する処分はサークルへの公認取り消し、廃部と個人への厳重注意で終わりましたが、社会に広まった事件であったため、就職活動等への影響はクライスに所属していない明大生にまで及んだとも言われています。

2.3 慶応広告学研究会集団レイプ事件

最後に有名私立大学慶応のサークルの事件「慶応広告学研究会集団レイプ事件」を紹介します。

2.3.1 慶応広告学研究会集団レイプ事件概要

この事件は、神奈川県にある慶応大学広告学研究会(広研)の合宿所に呼び出された女子大学生1人が、男子大学生6人に泥酔されられ意識を失ったあと、強姦され写真や動画を撮られるなどの凌辱を受けた、というものです。

逃げ出して電車に乗った女子学生が途中で下車、嘔吐し病院に搬送され、その後両親に話し被害届を提出したことで発覚しました。

広研は1924年創設で多くの学生が所属し、アナウンサーの登竜門とも呼ばれる「ミス慶應」を運営するサークルですが、そのような活動に携わらない「別動隊」のメンバーの方が多数派で、この事件を起こしたのも別動隊にいる学生らだったといいます。

また、その別動隊の影響で広研は慶応三大ヤリサーに数えられ集団レイプは日常的に行われており、他にも悪さをしていたのですが、メディアなどへの繋がりを持ち出して女子学生を勧誘していました。

2.3.2 慶応広告学研究会集団レイプ事件発覚後

被害届が提出されたあと合宿所に警察による捜索が入り、合意に基づいていたと主張する加害者の男子大学生6人は書類送検されました。

それに対し、被害者の女子学生とその親は合意はないと主張し戦うと語ったと言われていますが、横浜地検は不起訴処分を下しました。この理由について横浜地検は明らかにしておらず、示談が成立したものとみられていますが、この処分に関してネットでは炎上する騒ぎとなりました。

大学側の対応は、広研への解散命令とミス慶應の中止、さらにはレイプ疑惑の男子学生2人への無期停学処分でした。

しかし、女子学生からの性的暴行を受けたという訴えを受け止めなかったことや、解散命令の理由に「未成年飲酒」のみを記載し性的暴行に触れなかったことに対して、揉み消しなどと批判も集まりました。

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3.やばいサークルに注意!見分け方

ここからは、上の3つのようなやばいサークルの見分け方について説明します。

3.1 先輩や周りの口コミ情報

まず頼りになるのは、「先輩や周りの口コミ情報」です。

上の3つのサークルもそうですが、やばいところはしっかりと噂になります。もちろん、言われてしまっているだけで実際はそうじゃないこともあるのですが、それでもなにかしら知っておくに越したことはありません。

新入生で自分や同級生はよくわからなかったとしても、先輩などに聞いてみて、口コミを手に入れてください。

3.2 新入生歓迎会で違和感に気づく

つぎに、「新入生歓迎会で違和感に気づく」です。これを見抜きましょう。

ほぼすべてのサークルが、新入生歓迎会としてコンパなどを行っています。

新入生は未成年であることが多く、また歓迎、勧誘をする場なので飲酒の強要があったり、荒れたりということは通常のサークルはありません。よって、新歓でそのようなことがあれば注意が必要です。

新歓から危険な目にあうことはほぼありませんが、それでも完全にないわけでもありません。どこの新歓に行く場合でも、友達や知り合いと一緒に行った方が安全です。

まとめ

ここまで、サークルで起きてしまったやばい事件や、やばいサークルの見分け方について説明してきました。

現在はこのようなサークルは減ってきてはいますが、それでも他人ごとではありません。また、今回ご紹介した事件はすべて女性が被害者でしたが、男性でも被害者になりえます。

しかし、しっかりと自分に合ったサークルを選ぶことができれば、友達もたくさんできて、大学生活は何倍にも楽しいものになります。

この記事を参考にしながら、良いキャンパスライフを送ってください!

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