こんにちは!カレッジノート(@collegenoteinfo)です!
大学生活後半の中で、大きな割合を占める就活。
就活が始まると、
などと内定時期について悩むことも多いと思います。
そんな人のために、今回は大学生の就活の内定が決まる時期について紹介していきます。
1.大学生の就活で内定が決まる時期
内定とは、企業から働くことを正式に約束されることです。
- 単位を修めて卒業する
- その企業に就職するに必要な資格を得る
このような条件を満たしていれば、春から新入社員として働くことができます。
就活がはじまると「内定」という言葉に敏感になってきます。
まず、内定が決まる時期について、紹介していきます。
1.1 6月がもっとも多い
リクルートグループの就職情報サイト「リクナビ」の調査によると、2019年卒の初めて内々定が出た時期(昨年)は、以下のようになっています。
- 6月→27%
- 5月→24%
と、6月と5月で約半数を占めているようです。
内々定の時期は年々早まってきています。
はやめに内定をもらう人も増えてきていますが、自分のペースが大事です。
1.2 業界や人によって違いが出る
先程、内定は6月が多いということを紹介しました。
しかし、内定が決まる時期は、業界や企業によって考え方が異なります。
例えば、外資系やベンチャー系などは、内定が比較的早いようです。
一方、中小企業、公務員などは、内定が遅い傾向があるようです。
2.内定と内々定の違い
ここまで、内定の決まる時期について紹介してきました。
就活中の方や、先輩から情報をもらっている方は、内々定という言葉もよく耳にすると思います。
内定と内々定は何が違うのでしょうか。
- 内定=企業からもらう公式な採用通知(正式な雇用契約)
- 内々定=内定を約束するもの(非正式なもの)
という違いがあります。
内定は、「条件(卒業をするなど)を満たせば春から働けますよ」という契約です。
一方、内々定は内定を出すよという約束です。
なので、内々定が出たからといって確実に採用されるとは限りません。
内定が出て、企業の求める条件(卒業など)を満たせば春から働くことを約束されます。
3.企業によって時期が異なる理由
就活を始めると、
などと疑問をもつ人もいるでしょう。
それは、企業全体の中で、就活をこの時期に行うというような具体的な取り決めがないからです。
と疑問に思った方もいるでしょう。
内定の時期には、日本経団連という団体が大きく関わっています。
日本経団連とは、日本経済団体連合会の略で、大企業が多く加盟している団体です。
この経団連が、加入している企業に「この時期に面接をはじめましょう」といったルールを作っています。
日本経団連には大企業が多いので、大企業はこのスケジュールで採用活動を行います。
そのため、このスケジュールに準じるように中小企業等もスケジュールを組むことが多いようです。
もちろん、日本経団連のルールに順次ない企業もあるので、時期に差がでるということです。
4.内定が出るのが早い業界
ここまで内定の決まる時期に差がある理由について紹介してきました。
就職活動をしていると、
と思う方もいると思います。
ここでは、内定が早いと言われている業界について紹介していきます。
4.1 外資系企業
外資系企業は、比較的早く内定が出る傾向があるようです。
「採用人数が少なく、早くから動き出している優秀な学生を確保したい」
といった理由から、早めに内定がでて、採用活動が終わることが多いようです。
ただし、外資系企業でも採用人数の関係で早めに採用活動を終了しない場合もあるようです。
4.2 ベンチャー系企業
ベンチャー企業も、内定時期が早い企業です。
- 優秀な人材を早めに確保したい
- 内定辞退者が大量に出た場合に備える
といった理由から、採用活動が早めに終了するようです。
4.3 マスコミ業界
同じくマスコミ業界も、内定が早く出る業界として知られています。
- 倍率が非常に高い
- 選考過程が多い
- 情報に敏感な学生を集めたい
などの理由から、早めに内定が出ることが多いようです。
5.内定が出るのが遅い業界
ここまで、内定が早めに出る業界を紹介してきました。
続いて、内定が出るのが遅い業界について紹介していきます。
5.1 中小企業
中小企業は、内定が出るのが比較的遅いようです。
大企業のスケジュールとバッティングするのを避けるためという理由で、内定を遅らせる中小企業が多いようです。
これは、就活で大企業が人気を集めていることを考慮しているからだと考えられます。
5.2 公務員
公務員は、内定が出るのが遅い業界として知られています。
経団連の採用時期と関係ないので、民間企業に比べて内定が出るのが遅いようです。
ただ、公務員といっても様々で、国家公務員は内定が出るのが比較的早く、
市役所などは内定が出るのが11月という自治体もあるようです。
そのため、受けたい自治体のスケジュールをよく確認することが大切なようです。
5.3 アパレル業界
アパレル業界も、内定の時期が遅く、6月頃に採用を開始する企業が多いようです。
また、アパレル業界は第一志望である大学生が少なく、販売員などの採用枠が長期化する傾向にあります。
6.大学生の就活が決まる時期を早めるには?
就職活動は長い道のりです。
しかし、やり方次第では内定時期を早めることは可能です。
というような人のために、就活が決まる時期を早める方法を紹介していきます。
6.1 内定が出るのが早い業界を受ける
先程紹介した、内定が出るのが早い業界を受けるのが一つ目の方法です。
選考自体も早く始まる傾向にあるため、本命が大企業や内定が遅い企業であれば、並行して活動が進められます。
また、
という方も、この方法がおすすめです。
6.2 インターンに参加しておく
インターンに参加しておくことも、内定を早めるための方法です。
インターンは、学部生の場合は2年や3年生から募集しています。
はやめに情報収集をし、インターンに参加しておくと、面接などの対策が立てやすくなり、早く内定がもらえる可能性も高まっていきます。
6.3 自己分析をして対策をする
自己分析をして、はやめに対策をしておくことも大切な方法です。
採用選考の場では、いかに自分の思いを伝えられるかが大切になってきます。
そのため、
- なぜこの企業を受けるのか
- 企業に就職して活かせる長所はなにか
- 弱点とそれをカバーする方法はあるか
- 就職したらどのように企業の中で働いていきたいか
など自己分析をはやめに進めて置くことが大切です。
まとめ
今回は、大学生の就職が決まる時期について紹介してきました。
就職活動の中では焦りや不安も大きいと思います。
その分、企業から内定をもらえたときの喜びは大きくなるので、ぜひ壁を乗り越えて内定を手にして下さい。