就活浪人とは?メリットデメリットや成功させるための過ごし方も紹介!

こんにちは!カレッジノート(@collegenoteinfo)です!

多くの大学生は、3〜4年生、早い人では2年生のうちから就職活動を始め、卒業後に新卒として企業に就職することになります。

しかし、その一方で少数ながら、就職浪人というものをする人もいます。

就職浪人は、うまくいけば素晴らしい結果が待っている一方で、非常にリスクが大きい選択でもあります。

今回は、就職浪人のメリット・デメリットや、就職浪人を成功させるためのコツについて詳しく紹介していきます。

・就職浪人を考えている大学生
・希望の会社に入りたい就職浪人
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1.就職浪人とは、就職留年との違い

就職浪人とは、就職先が決まらないまま卒業してしまうことです。

企業から一つも内定をもらえず、やむを得ず就職浪人する場合だけでなく、どうしても入社したい企業から内定をもらうために、自主的におこなうこともあります。

なお、就職浪人とは別に、就職留年というものもあります。

就職留年は、就職先が決まらない場合に、大学を卒業せずに、留年して大学生として再度就活をおこなうことです。

就職が一年遅れるという点でどちらも同じもののように思えますが、それぞれメリット・デメリットがあります。

2.就職浪人のメリット

まずは、就職浪人することのメリットについて見ていきましょう。

2.1 学費がかからない

就職留年の場合は、一年分の学費が余分にかかるので、かなり大きな負担となります。

しかし、就職浪人であれば大学を卒業しているので、学費を払う必要はありません。

資格の取得など、就活のためにお金を使うことができます。

2.2 就活に時間をかけられる

多くの大学生は、大学生活と同時進行で就活をしなければなりません。

卒業のために単位を取る必要があるので、就活にたくさんの時間を割くことは難しいです。

しかし、就職浪人の場合は就職活動に専念することができます。

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3.就職浪人のデメリット

就職浪人にはデメリットもあります。厳しいものが多いので、よく確認しておきましょう。

  1. 新卒という肩書きが無くなる
  2. 履歴書に空白の1年が生まれる
  3. 採用の際に印象が悪い
  4. 選考の基準が高くなる

3.1 新卒という肩書きが無くなる

就職浪人の場合、就活の際は新卒として扱われなくなり、新卒という肩書きを使うことはできません。

採用基準を新卒としている企業が多いため、採用してもらえる可能性は限られてきます。

3.2 履歴書に空白の1年が生まれる

履歴書上では、卒業後に一年間どこにも所属していない期間が発生することになります。

当然、この期間に何をしていたのか、面接では突っ込まれることになります。

これをきちんと説明できないと、面接での印象は悪くなります。

3.3 採用の際に印象が悪い

世間的には、大学卒業時に誰しもがどこかの企業に入社するものだ、というのが一般的な考えです。

新卒で就職先が決まらない場合、企業からは、

「何かやましい理由があるのではないか…」

と思われてしまいます。

3.4 選考の基準が高くなる

先ほど述べた通り、就職浪人はあまり良い印象を抱かれません。

業側も、この一年間で何か成長したところがあるはずだという視点で見てくるからです。

逆に、就職浪人中に有利な資格の取得やスキルの取得ができれば、採用もスムーズに通ります。

4.就職浪人の時の過ごし方

就職浪人はお金や時間の面で有利になりますが、その分採用の際に求められるスキルも非常に高くなります。

注意して時間・お金を使わなければ、何の成果も得られないまま、苦しい立場で次年度の就活を迎えることになってしまいます。

就職浪人をする上で重要なポイントを3つ紹介します。

  • お金のやりくり
  • 希望職種に関する資格やスキルを取得する
  • 面接で聞かれることを想定しておく

4.1 お金のやりくり

学費を払う必要がないとはいえ、お金のことは慎重に考える必要があります。

以下のような出費を考えて、いつまでにいくら使えるか、計画的にお金を使うようにしましょう。

  1. 就職するまでの生活費
  2. 資格取得の費用(専門学校・教材費など)
  3. 就活にかかる費用
  4. 海外滞在の費用(企業によっては)

人によっては必要のないものももちろんあります。

しかし、必要な人は、その分の費用のことを考えて、バイトや親に頼むなどをしましょう。

4.2 希望職種に関する資格やスキルを取得する

新卒の就活生と大きな差をつけられるのが「資格」や「スキル」です。

1年間の就職浪人の理由付けになる他、即戦力としても企業から見られるので、採用を有利にできます。

自信を持って就活に挑めるよう、資格やスキルは出来るだけ取得しておきましょう。

ただし、自分の取りたい資格が一年間で取れるものかどうかもよく考える必要があります。

難しい資格にチャレンジして失敗しては、大きなロスになってしまいます。

4.3 面接で聞かれることを想定しておく

面接では当然、「どうして新卒の時に就職先が決まらなかったのか」「卒業した後の一年間何をしていたのか」といったことを聞かれるはずです。

自信を持って受け答えができるよう、答え方を準備しておきましょう。

この時、以下のような点に注意して、どのように返答するのが適切か考えておくのが良いです。

  • ポジティブな言葉を使う・ハキハキと自信を持って答える
  • 自分が一年間で変わったところをしっかりと伝える
  • 将来のことを考えた末の決断だということをアピールする
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まとめ

就職浪人は就職活動に専念できる一方、受けられる企業が絞られ、採用基準も高くなるため、より厳しい立場で就活に望まなければいけません。

だからこそ、与えられた時間を上手に使い、どれだけ強みを獲得できるかにかかっています。

一年という時間は長そうに見えて短いので、早い段階で綿密な計画を練り、いつまでにどのような資格を取るのか、面接でどう答えるのかなど、準備を怠らないようにしましょう。

就職浪人のメリットを最大限活用し努力すれば、納得のいく結果が得られるはずです。

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