こんにちは!カレッジノート(@collegenoteinfo)です!
大学の授業の成績の付け方は様々あります。
テストの点に加えて、レポートや出席率などを加味して評価をされるものもあれば、テストがなくてレポートの出来だけで評価をされるものもあったりと、授業ごとに変わってきます。
一生懸命やっていても中には、
と、単位を取れるかどうか不安になる人もいると思います。
今回はそんな大学の単位を落とした場合の対処方法や不安についてまとめました。
1.大学の単位を落としたと思ったら
頑張って授業を受けていても単位について不安になることはあるでしょう。
ここでは、単位を落としてしまった場合について解説していきます。
1.1 シラバスの確認
単位を落としたかも、と思ったらまずシラバスを確認しましょう。
シラバスには、講義の流れ、単位数などその科目についての様々な情報が書かれています。
その中でも、評価の基準について書かれているところをよく確認しましょう。
- 「テストの点で80点がA判定」
- 「レポートの内容60%」
- 「課題への取り組み40%を総合的に評価する」
など書いてあるはずです。
成績はこのシラバスの基準によって評価されます。
そのため、場合によってはテストが悪くても単位は取れることもあります。
例えば、レポートとテストの評価が半分半分の授業は、レポートに自信がなければ、テストで挽回することも可能です。
また、教授によっては、テストの出来が悪くD判定の点数だったとしても、人によっては再テストやレポートの提出で単位をくれるという救済措置を取ってくれる人もいます。
2.大学の単位を落としてしまったら
大学の単位を落とすことに不安を抱えている人は多いでしょう。
しかし、実は単位を落とす人は意外に多いです。
単位を落としたことがありますか?
ある 117人
ない 335人
マイナビの調査結果では、4分の1の人が大学で単位を落としたことがあるそうです。
この結果を見ると少し安心できる人もいると思います。
とはいえ、科目によっては落としてはまずい単位も存在します。
ここでは、単位を落とした科目によって、どうすればいいのか書いていきます。
2.1 必修科目の場合
必修科目は、卒業までに必ず取らなければならない単位です。
そのため、必修科目を落とした場合は再履修をして次年度の取得を目指すことになります。
例えば、1年生の時に月曜日2時限目の必修科目を落としてしまったとします。
2年次の月曜2時限に必修科目や必要な選択科目がなければ、2年生になって再履修して単位を取りましょう。
必修科目は卒業までに取れれば問題はないので、1回落としたとしてもきちんと次の年度で取れれば問題はありません。
2.2 それ以外の単位の場合
それ以外の単位の場合は、ほとんど問題ありません。
選択科目の場合は、他の選択科目で代替すれば良いですし、自由科目であれば何でも代わりにできます。
次の学年に進んだり、卒業までに必要な単位を他の科目で取ればいいのです。
シラバスを確認して履修プランを改めて考えれば問題はありません。
3.単位の再履修になったらどうなる?
頑張って授業を受けていても単位を落とすことはあります。
ここでは、単位を落として再履修になった場合のことを書いていきます。
- 後輩に冷ややかな目で見られる
- 次の学年の時間割が大変になる
3.1 後輩に冷ややかな目で見られる
まず、再履修すると必ず起こることは、後輩と同じ授業に出ることです。
と、冷ややかな目で見られることもあると思います。
親しい後輩がいれば、仲良く接してくれると思いますが、そうではない場合は居心地はよくないでしょう。
しかし、再履修で単位を取ることは卒業には必要なことです。
我慢して授業を受け、次は落とさないようにしましょう。
3.2 次の学年の時間割が大変になる
そして、次の学年の時間割が増すので大変になります。
当たり前ですが、その次の学年でも必要な単位はあります。再履修をすることになると、通常の単位を取りつつ、再履修の単位も取らなければならないので、非常に忙しくなります。
ですが、ここで忙しいからとまた単位を落としてしまうと、その次の学年も大変になります。
どこかの学年では必ず取得しなければならないので、1回の再履修で必ず取得するようにしましょう。
4.単位で留年になってしまう条件
留年になる条件は、学部・学科によって異なるので、シラバスを良く見て確認しましょう。
例えば、ある学科では取得単位に関わらず、2年生、3年生には進級できますが、定められた単位を取得していないと4年生には進級できず留年となります。
自分の学科ではどうなのか良く分からない時は、「学生相談室」のような場所で聞いてみて下さい。
5.単位を落とす大学生の特徴4選
ここでは、単位を落とす大学生の特長を4つ紹介します。
- バイトに夢中な人
- 油断している人
- 授業をさぼりすぎる人
- 軽い気持ちで科目を選択した人
当てはまる人もいると思いますが、注意すれば大丈夫なので頑張りましょう。
5.1 バイトに夢中な人
バイトのしすぎで単位を落とす人はよくいます。バイトのしすぎには要注意です。
という人もいるでしょう。
でも、バイトが原因で疲れてしまい、授業中に寝ているようでは本末転倒になってしまいます。
学生の本分は学業です。
もし、どうしても疲れて寝てしまっても、友人に聞くなどして授業のポイントを押さえて後から勉強しましょう。
5.2 油断している人
と安易な考えを持って油断していると単位を落とします。
先輩からの噂で、テストさえ受ければ単位はもらえると聞いていたり、優しそうな先生だから大丈夫と思うのは早とちりです。
ちゃんとシラバスを見て、何で評価するのかを確認しましょう。
5.3 授業をさぼりすぎる人
「朝まで飲み会をやっていて起きられなかった」
「パチンコで熱いイベントがあって行ってしまった」
など色々な理由で授業をさぼりすぎる人は当然のように単位を落としやすいです。
授業をさぼったことが原因で単位を落としたら自業自得でしかないです。
体調が悪い時は仕方ないですが、授業には出席するようにしましょう。
5.4 軽い気持ちで科目を選択した人
と軽い気持ちで科目を選択すると単位を落としやすいです。
いざ授業が始まってみると全然興味がなかった、畑違いすぎて意味が分からない、なんてことはよくある話です。
授業を受ける前に、どういう内容で、どういう成績の評価制度なのか確認しましょう。
前もって内容を知っていれば、興味がないという自体は避けられます。
6.単位を落とすと就職に影響するの?
結論を言うと、影響はありません。
もちろん成績表を提示するように言われる企業もありますが、提出した企業であっても参考にする程度です。
単位をいくつか落としてあってもさほど問題はありません。
万が一、単位を落としたことを面接で聞かれた場合、素直に理由を答えましょう。
正直に単位を落とした理由を言って素直さをアピールするほうが良い印象を与えると思います。
まとめ
大学で単位を落とすことについてお話ししてきました。
単位は少し落としたところで、卒業できますし、就職にも関係ありません。
しかし、留年だけはしないように、進級・卒業に必要な単位、評価の基準をよく確認して、きちんと単位を取得していきましょう。