こんにちは!カレッジノート(@collegenoteinfo)です!
大学の授業は、大学生の本業です。
と思ってる人がほとんどでしょう。
今回はそんな人のために、大学での理想の効率的な単位の取り方を教えます!
1.そもそも大学の単位とは
大学の単位とは、履修した講義に応じた成績評価方法に従って、一定以上の成績を修めると学校から与えられるものです。
単位は数で表され、評価方法はレポート提出や定期テストの点数、出席回数など講義によって異なります。
また1単位のものや2単位のものなど、1つの講義で取得できる単位数も様々です。
そしてほとんどの大学では、約120〜130単位の取得が大学卒業に必要とされています。
2.大学の単位の種類
まず、大学の単位の種類について説明していきます。
大学の単位は大きく分けて3つあります。
- 必修科目(必須科目)
- 選択科目
- 自由科目
2.1 必修科目(必須科目)
卒業するために必ず単位を取得しなければいけない科目のことです。
言語や専門分野の基礎的な内容にあたる科目がこれに該当します。
何曜日の何限と決められていることが多く、選択の余地がない事がほとんどです。
必修科目の単位を落としてしまうと翌年に再履修する必要があり、1学年下の後輩と共に受けることになってしまいます。
肩身の狭い思いをしてしまう可能性がありますので、必修科目はまず最優先で単位取得することをオススメします。
2.2 選択科目
こちらも必修単位と同じく、卒業するために必ず単位を取得しなければいけない科目のことです。
必修科目と異なる点は、指定されているいくつかの科目の中から選択できる余地があることです。一般教養や数学など基礎となる内容の科目が該当します。
学部や学科の規定に定められている以上の単位数を満たすように限られた選択肢の中から履修し、単位取得する事が必要です。
2.3 自由科目
自由に選択して学ぶことができる科目のことです。
学部や学科ごとに選択科目として認められない科目がある場合もありますが、他学部や他学科の講義も含めて自由に履修する事が出来ます。
自分の興味や関心のある事、先輩や友達の情報で単位取得が容易なものなど、個人の価値観にあった講義を履修できます。
必修科目と選択科目だけでは卒業に必要な単位数を満たす事が出来ないので、この自由科目を上手く履修し単位取得する事が大切です。
3.効率よく卒業まで単位を取る手順
上で説明した3種類の単位を効率よく取得する事が、卒業するための鍵となります。
ここでは効率よく卒業まで単位を取る手順をいくつか紹介していきます。
3.1 必要単位数の確認
まず、自分は卒業するために必要な単位数を把握し、その内必修科目は何単位あるのかなどを確認する事が必要です。
そしてそこから逆算し、今学期はどの程度単位を取得する必要があるのか、といった計画を立てる事が必要です。
3.2 学部の推奨時間割の確認
次に各学部各学科の推奨時間割の確認です。この時間割は大学のホームページや、大学内の掲示板に記載されている事がほとんどなので、確認しておきましょう。
そしてこの推奨時間割には、必須科目や選択科目が既に記載されています。
ですので、この推奨時間割に書かれている講義は基本的に全て履修するのが無難です。
その後、空いている時間を自由科目にあてるのか、授業を取らず空きコマにするのか検討する事が必要です。
3.3 単位を落としてない先輩に聞く
大学において先輩や友達の情報は最も大切と言っても過言ではありません。
実際に単位を落としていない先輩の話を聞く事が効率よく単位を取得するための近道です。
中には先輩と全く同じ時間割を組む人もいるほどです。
先輩によっては、各講義の評価方法や教授の特徴など多くの情報を持っています。特に必修科目などは課題やテストの話を聞く事も出来るので、先輩に頼ることをオススメします。
また、同学年の友達が多いと、友達の先輩の情報も得る事が出来るので、信頼出来る友達を作る事も大切です。
3.4 時間割を決める
このように多くの情報を得た後、実際に時間割を決めていきます。
時間割を上手く組み、単位を効率よく取得する事が大学生活を充実させる上で必要不可欠です。
主に選択科目に多いのですが、講義によっては履修希望者が多く抽選が必要となる場合もあります。人気の講義の場合は抽選に外れてしまう事もあるので、第2希望、第3希望まで考えておく事をオススメします。
また、履修には登録期間が定められています。この期間を過ぎてしまうと最悪の場合履修が出来なくなる事もあるので、スケジュール帳などに書いておき、忘れないようにしましょう。
4.大学の単位を取得のポイント
ここまでは大学における単位の説明と、時間割の組み方について説明してきました。
ここからはどのように講義に取り組み単位を取得するべきか、具体的に説明していきます。
4.1 1,2年生のうちに多くの単位を取る
まず初めに大切なことは、早め早めに単位を取得していくことです。
1,2回生の間はこれといったやるべき事は他にはない人が多いです。大学以外でのやる事といえば、アルバイトや部活、サークル活動などです。
また、これらの活動も下級生のうちは役職などに就いてない人がほとんどで、こういった理由から大学1,2回生は時間に余裕があります。
一方、3回生になると部活やサークルで中心的存在になり、これらの活動に費やす時間が多くなってきます。また就職に向けたインターンシップや教育実習など、学外での活動も増えてきます。
さらに4回生になると、就職活動が始まり大学に行ける日が限られてきます。また卒業論文の執筆にも取り掛かる必要があります。就職活動や卒業論文と単位取得を同時にやらなければいけない状況は、非常に苦しいと思われます。
このような理由から、やはり単位は1,2回生に間にある程度取得しておき、3回生で卒業単位を全て取り終える事が理想的です。
4.2 友達と協力する
次に大切な事は、友達や周りの人と協力する事です。
大学生の講義は、高校生までの授業とは異なり、難易度が高く専門性が高いものも多く存在します。また教授によっては、練習問題に模範解答がない場合もあります。
このような状況なので、1人で勉強し正しい解答を導き出すのは困難なケースが頻繁に起こります。
そこで頼るべきは友達です。上でも述べたように、大学での単位取得には情報が欠かせません。
情報交換という意味でも、友達は多いに越した事はありません。
また1人で勉強するやる気が起きない人も、友達と一緒なら頑張れるという人もいるのではないでしょうか。講義内容について話し、一緒に練習問題を解いていく中で、講義内容の理解にも繋がり問題の答え合わせも出来ます。
このように頼れる友達がいると、1人で勉強するよりも明らかにメリットが多くあります。大学での友達作りが卒業の鍵になるといっても過言ではないので、ぜひ多くの方に話しかけてみましょう。
4.3 先輩から過去問をもらう
もう1つ大切な事は、先輩などから過去問をもらう事です。
大学における過去問は高校までの何倍も重要です。過去問と同じような範囲から試験問題を出題される事がほとんどです。また数学などの場合は数字だけ変わっていて解き方はほとんど同じ場合や、数字まで全て同じ場合もあります。
講義内容はほとんど理解していなくても、過去問を解けるように準備しただけで単位を所得出来るケースもあります。
このように、試験問題を使い回している教授もいることから、先輩から過去問を入手する事が、単位取得に大きく繋がります。
5.もしも単位を落としてしまったら
もしも単位を落としてしまった場合は、再履修もしくは他の講義で単位数をカバーしましょう。
必修科目の場合は、次年度以降再履修しそこで確実に単位取得する事が非常に大切です。再履修が溜まっていくと、時間割がどんどん埋まってしまい、毎日朝から夕方まで講義があるようなハードスケジュールになってしまう可能性があります。
単位は落とさない事がベストですが、落としてしまった場合は速やかに取り返すようにしましょう。
まとめ
今回は大学生活における単位について説明してきました。
単位を効率よく早い段階で取得する事で、大学生活を楽しく、安心して卒業を迎えられる事に繋がります。
また、単位取得に向けて一緒に頑張った友達と仲良くなってプライベートでも遊ぶような関係になることも多いです。
大学生活を充実させるために単位を利用するくらいの気持ちで楽しく取り組む事が大切になるでしょう。