大学生の単位について徹底まとめ!単位の仕組みや全てがわかる!

こんにちは!カレッジノート(@collegenoteinfo)です!

大学生になって、「単位」という聞きなれない単語に戸惑う人も多いと思います。

しかも、

後輩の男の子の焦る顔
大学生
単位が不足してると卒業できないらしい…

と聞いて、なんとなく不安に思う人も多いと思います。

今回は、そんな人のために大学生の「単位」に徹底的にまとめました!

・大学生の単位についての不安を無くしたい人
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1.大学の単位とは

単位とは、大学の設けた科目の授業に参加し、修了することで取得できる得点のことです。

単位は進級や卒業に必要となり、学生はそれらのために一定以上の単位を取得することが求められています。

また、大学の学部によっては取得単位数が専修コースの振り分けの基準となったり、大学での取得単位数や履修科目が企業の内定に関わるなど、自分の進路のために重要な要素となっています。

2.大学の単位の仕組み

大学では一般的に、前期と後期に学期が分かれている二期制で、それぞれの学期末に単位が取得できるか決まるケースが多いです。

2.1 最も一般的な単位の制度

卒業までに124〜128単位必要となるのが一般的です。

また、大体の科目では15回前後の90〜100分授業(定期テストなども含む)で2単位としている大学が多いです。

その他、4単位設定されている実習科目や、1単位だけの短期の授業などもあります。

2.2 単位の取り方は科目により様々

単位を取得できる条件は科目によって大きく異なります。

テストを行わず出席日数のみで判断するものもあれば、出欠の確認を取らずテストの出来のみで単位が取得できるか決まるものもあります。

その他、一部の科目ではレポートやプレゼンの出来、授業態度などを評価基準としています。単位取得の条件は大学が用意したシラバスに書かれているので、是非参考にしましょう。

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3.大学の単位の種類

大学の単位の種類は多く分けて3つかあります。

  1. 必修科目(必須科目)
  2. 選択科目
  3. 自由科目

3.1 必修科目(必須科目)

必修科目とは、卒業までに必ず単位を取得しなければならない科目のことです。

必修科目を落としてしまうと、再履修となったり、条件次第では進級に必要な単位数を確保していても留年となる可能性があります。

多くの大学では必修科目が、高校でいうクラスにあたり、留年を回避できたとしても再履修の際には一つ下の学年と混ざって授業を受けることになるため、できるだけ落とすのは避けたい科目です。

カレッジノート編集部小西
編集部小西
必修科目は教授も単位を落とさないようにしてくれている場合がほとんどなので、そこまで心配は不要です

3.2 選択科目

選択科目とは、名前の通り、いくつかの科目の中から自分で好きなものを選んで受講できる科目です。特に人気の高い科目に関しては抽選が行われることもあります。

こちらは必修とは異なり、単位を落としても進級や卒業に大きな影響はありません。しかし、選択科目の中でも取得すべき単位数が決まっているので、卒業までには落とした授業以外でもいいので、必ず単位を取得しましょう。

選択科目では、自分の視野を広げるために専門的な科目を選ぶか、単位の取りやすい「楽単」と呼ばれる科目を選ぶか、学生にとって悩ましいところです。

また、多くの選択科目は全学年に対し門戸が開かれているので、学年バラバラの学生と一緒に授業を受けることになります。

その分、ある程度のスキルを前提としている科目もあり、履修の際には自分が授業についていけるかどうかも慎重に考える必要があります。

カレッジノート編集部小西
編集部小西
卒業までに取り切らなければならなかったり、その後の専攻選択に関わる科目なので、計画的に取りましょう

3.3 自由科目

自分の学部・学科の区分によらず、自由に履修することができる科目です。自由科目を選ぶことで、例えば文学部の学生が経済学や法学についての科目を学ぶことなども可能になります。

自分の専門分野とは別に興味のある科目がある場合は、実際に履修できないか確認してみましょう。

ただし、自由科目の単位は卒業に必要な単位としてカウントしてくれないこともあるので、必ず大学・学部の案内を確認するようにしましょう。

カレッジノート編集部小西
編集部小西
自由科目の認定単位数は少ないですが、自分の興味で授業を受けれるので、これを機会に他の学部の授業を受けてみましょう!

4.単位を落としたらどうなる?

後輩の男の子の焦る顔
大学生
単位を落としたらどうなるの…?

という不安を持っている人もいると思います。

ここでは、単位を落とした場合のことを解説していきます。

4.1落としすぎると留年も

大学の学部では、卒業に必要な単位数の他に、年次ごとの進級に必要な単位数が設定されていることが多いです。

後輩の女の子の顔
女子大生
来年度から真剣に単位を取ればいいや

と、あまりに単位を落としすぎると、留年する羽目になることもあります。

それ以外にも、単位数が少なくて自分の志望する専修コースに進むことができず、自分から留年を選択するケースもあります。どうしても進みたい分野がある場合は早い段階から計画的に単位を取るようにしましょう。

4.2就活の際に大きな負担に

多くの学生は3年生から少しずつ就職活動の準備を始めることになります。

卒業に必要な単位がたくさん残っていると、授業がインターンや資格取得の妨げになってしまいます。

それだけでなく、卒業できずに内定取り消しになる不安を抱えながら就活を行うことにもなります。

そのため、できるだけ1〜2年次のうちに、十分な単位をとっておいたほうが良いでしょう。

カレッジノート編集部小西
編集部小西
理想は4年生は卒論だけの状態です!
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5.単位を落とさない時間割の決め方

ここからは、単位を落とさないための時間割の決め方について、いくつかアドバイスを書きます。

5.1一限の授業は少なめに

一人暮らしをする大学生の中には、どうしても朝起きるのが大変だという人もいます。

朝が苦手な人にとって、一限から始まる授業は非常に大変。一限の授業に寝坊して遅刻や欠席を繰り返してしまい、単位を落とすケースは珍しくありません。

必修であらかじめ振り分けられている場合などは仕方がありませんが、授業を選択する際は曜日の授業が何限から始まるのかということも意識しておきましょう。

5.2サークルやアルバイトとの兼ね合いも考える

大学生は授業だけでなく、サークルやアルバイトにも時間を割く必要があります。

中途半端な時間に授業を入れると、サークルの活動やアルバイトの時間と都合が合わなくて、欠席しがちになってしまうことも。

そのため、全休を作ったり、できるだけ授業の時間を固めるなど、他の活動とうまく融通が利くように時間割を設定していきましょう。

大学によっては1度目の履修登録をしないまま最初の授業に参加し、後からその授業を選択するか決められる場合もあります。実際に授業を入れてみたら思っていたより忙しかった、ということもありうるので、活用するのがお勧めです。

まとめ

大学生になりたての一年生にとって、単位のシステムは馴染みのないもので、不安に感じるかもしれません。

しかし、単位を取得すること自体は決して難しいものではありません。

単位を落としてしまうのは学力・能力不足よりも、科目選択や時間割設定のミスによるものが多いです。

そのため、履修登録の際には本当に挫折せずやっていけるかどうか、自分の性格や好みの分野をよく考えながら、科目を選んでいくようにしましょう。

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