こんにちは!カレッジノート(@collegenoteinfo)です!
大学卒業と大きく関わるのが「単位」です。
と思っている人も多いはずです。
しかし、「4年生は就活!」「単位は少しは落としても大丈夫!」などの情報が飛び交い、
と思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
今回は、そんな人のために学年ごとで取得すべき目安の単位数をまとめました。
1.大学生が4年間で取得すべき単位の目安
大学生になると、高校生までと比べて講義システムがガラリと変わり、受講する講義を決められた枠の中で自由に選択できるようになります。
そして受講した講義を修了したと認められれば、単位を取得できるのです。
半期1コマ受講すれば2単位取得でき、大学によって若干前後するものの、おおよそ4年間で124単位を最低でも取得する必要があります。
この必要単位数を満たすことで、大学生として学業を修めたかどうかを判定され、卒業が認められるのです。
2.各学年の理想の取得単位数
大学にもよりますが、一年間にどれだけ単位を取らなければならないという縛りはなく、前期、後期それぞれ上限を大体24単位程度としか基準を設けていません。
単純に124単位を4年で割ると1年あたり31単位取得すればいいのですが、平均で31単位を4年間取得し続けることは、実は至難の技です。
特に4年生は就活や卒論などで忙しく、31単位取得は難しいです。
その上に、ギリギリでの単位取得は卒業できるかどうか最後まで不安を持ち続けなければいけないので、この方法はおすすめできません。
また、必修科目があり、必修科目の単位が取れていないと、たとえ取得単位数を満たしていても卒業することはできません。
では、各学年での理想の取得単位数はどのくらいを目安にしておけばいいのでしょうか。
2.1 1年生の取得単位数
目安としては1年間で40単位程度取得するとよいでしょう。
一般教養などの必修科目が多い1年生。
大学生活に慣れていない部分もあるので、あまり張り切りすぎずに余裕をもちつつ、必修科目を落とさないよう履修していきましょう。
また、一般教養では履修できる授業の選択肢が多いというのも1年生の特徴です。
1年生で40単位以上取得しておくと、2年3年での単位取得数が減る分、非常に楽になります。
2.2 2年生の取得単位数
できればフル単位、1年間で45単位以上を目指すとよいでしょう。
専門的な授業も増えて、大学生活に余裕も出てくる2年生。
大学以外のことに煩わされることが少ないのも2年生です。
この時期にしっかり単位を取得しておきましょう。
ここまでの1年2年生の合計で80単位以上取れていれば無難に卒業できるでしょう。
2.3 3年生の取得単位数
目安は1年間で大体30単位取得するとよいでしょう。
3年生後期からは就活の準備も始まり、大学以外のことに時間を取られがちです。
しかし、4年生ではその傾向はより強まるため、3年生までに卒論などの4年生でしか取得できない単位以外は取得してしまうことが理想です。
ここまでで、110単位以上取れていれば、特に無理なく卒業することができるでしょう。
2.4 4年生の取得単位数
4年生では卒論などの4年生でしか取得できない単位のみの履修で済むようにしましょう。就活や卒論などに多忙になるのが4年生。
単位を取るにも、4年生の履修科目設定がほとんどないため、他学年での履修になってしまいます。
まわりに友達がいないという状況では単位取得がより難しくなるのが現実です。
また、4年生後期で単位を落とすと留年の可能性が出てきてしまうので、履修登録の際にはしっかり計画を立て、なるべく前期で卒論以外の単位を取り切ってしまいましょう。
3.賢く単位を取るには
履修登録をしたなら、できる限り単位を取得したいですよね。
自分の勉強だから自分だけで頑張って単位取得できるのか一番ですが、せっかくの自由な大学生活、勉強だけでなく色々な経験をしておきたい人もいると思います。
頑張りすぎずに賢く単位を取りたいなら、どのような工夫が必要なのでしょうか。
3.1 先輩から過去問をもらう
受講している講義がテストで合否を判定するなら、ぜひ先輩から過去問をもらいましょう。
過去問を解くことで、その教授のテストの出題傾向をつかむことができますし、時々何年も同じ問題をそのまま使っている講義も存在しますので、過去問はテスト対策として有効な方法と言えます。
ただ、過去問があるからと言って事前準備しないと、過去問とは違う問題が出たときに対応ができなくなります。
過去問があるからと安心しすぎず、きちんと問題を理解しながら解くようにしましょう。
3.2 友達と協力する
単位の取得には友達の協力も必要です。
テスト勉強を一緒にするのはもちろんですが、朝が弱い人は講義に出席できるように友達と起こし合うなど協力しましょう。
講義の期末考査が合否の判定基準になりますが、出席率を重視する教授も中にはいます。
出席率が基準に達していないと期末考査の資格すら与えられない場合もあるので、出席には非常に気をつけてください。
4.多少単位を落としても問題ない
という意気込みは素晴らしいですが、実は履修登録に余裕があれば単位は多少落としても問題ありません。
なので履修登録は必要単位ギリギリにせず、余裕をもっておくようにしましょう。
ただ、必修科目に関しては例外です。
さすがに4年生は卒論以外の必修科目はほとんど設定されていませんが、3年生の必修科目を落とすと再履修が4年生になってしまい、卒業ができるかどうか最後まで分からないという苦しみを味わってしまいます。
必修科目の単位だけは履修年で必ず取得するようにしましょう。
まとめ
大学4年間での単位取得についてご紹介しました。
取れる単位は出来るだけ早く取ることが、余裕のある大学生活を送れる秘訣です。
大げさかもしれませんが、単位取得を間違うと、その後の人生にも影響を及ぼしかねません。
単位不足で留年すれば、たとえ就職先が決まっていても内定取り消しになってしまいます。
しっかり計画を立てて、単位取得していきましょう。