こんにちは!カレッジノート(@collegenoteinfo)です!
大学を中退する選択をする人の中には、様々な背景や事情があると思います。
本人の考えた末の結果ですが、中には、
と後悔する人も多いです。
この記事では、大学の中退で後悔する人の特徴や逆に後悔しない人の特徴などについてまとめました。
1.大学を中退して後悔する人の特徴
まずは、大学を中退して後悔する人の特徴について、紹介したいと思います。
1.1 デメリットを考えずに中退した人
まず、デメリットを考えずに中退した人です。
例えば、どんなデメリットがあるか、紹介していきます。
- 大学卒業の資格がなくなる
- 払ってきた学費や奨学金が無駄になる
- 就職活動で、希望の職種を受けることができない
- 就職後、大学卒に比べて給与が低くなる
- 社会的な評判が悪くなる可能性がある
- 友人関係が変わっていく可能性がある
デメリット① 大学卒業の資格がなくなる
これは、最初に思い浮かぶデメリットだと思います。大学を中退してしまうと、今までどれだけ単位を修めていたとしても、大学卒業の資格は得られません。
大学卒業の資格を得るには、改めて大学に入学し直す必要がでてきます。大学卒業の資格が自分にとって必要か、よく考えておくことが大切です。
ちなみに、大学を中退した場合の最終学歴は、高校卒業となります。
デメリット② 払ってきた学費や奨学金が無駄になる
どのタイミングで中退したとしても、今まで払った入学金などをはじめとした学費が無駄になってしまいます。
また、入試にかかった費用(受験料など)も無駄になります。学費は、金額的にとても大きなものです。大学を中退すると、このようなお金が全て無駄になってしまいます。
そして、奨学金を借りている方は、奨学金も無駄になってしまいます。そして、中退をしてしまうとすぐに返済が始まってしまうこともあります。
奨学金の借入先に確認や、支払いの計画を立てることも必要です。
デメリット③ 就職活動で、希望の職種を受けることができない
就職活動をする際に、学歴は重視されるポイントの一つでもあります。ここでいう学歴は、「○○大学卒業」という大学名ではなく、大学を卒業したという大卒資格のことです。
日本の企業の募集要項を見ると、「大学卒業見込み」や「大学を卒業している方」という募集も非常に多いです。
特に、専門性の高い職種や、大企業においては、ほとんど大学卒業資格が必要なことが多いです。そのため、最終学歴が高校卒業だと、応募の段階で就職活動の幅が狭くなってしまう可能性があります。
デメリット④ 就職後、大学卒に比べて給与が低くなる
これは、就職後のデメリットとなります。日本の企業では、大学院卒業、学部卒業、高校卒業など学歴によって賃金に差がでる企業も多いです。
また、同じように働いていても採用枠が異なり、昇給の度合いが異なることもあります。
仮に、月々の給与の差が1万円だとすると、年間でボーナスを除いて12万円の差になります。入社直後でこの差だとすると、20年後、30年後は大きな差になっていきます。
デメリット⑤ 社会的な評判が悪くなる可能性がある
大学中退と聞いたときに、人が思い描くイメージは様々です。
例えば、「嫌なことから逃げた人」、「最後まで成し遂げられない人」という悪いイメージを持つ人がいるのも事実です。
自分の中で背景や目標があり、納得した上での中退だったとしても、他の人がどう受けとるかはわかりません。
場合によっては先程のような悪いイメージをもたれてしまう可能性もあります。
デメリット⑥ 友人関係が変わっていく可能性がある
大学を中退することにより、人間関係が変化する可能性があります。大学を中退するタイミングにもよりますが、価値観の合う人間関係を作るチャンスを失うことにもなります。
大学は専門性が高いため、より自分の興味・関心と近い人が集まっているところです。また、サークル活動などに加入していれば、趣味の人間関係も作ることできます。
大学を中退していまうと、このような人間関係を築くチャンスを失うため、大学を卒業したときとは異なる人間関係の中で生活する可能性もあります。
1.2 特に目標もなく中退する人
目標を決めずに中退をしてしまった人も、後悔をしやすいです。
中退後にうまくいかないことがあった場合に、
と悩むこともあると思います。
その際に、目標があれば、「目標のために頑張ろう」と再度前向きな気持ちになることもできると思います。
特に目標がないまま中退してしまった人は、後悔が大きくなってしまう可能性が大きいです。
2.大学を中退して後悔しない人の特徴
ここまで、大学を中退して公開する人の特徴を紹介してきました。
次は、大学を中退して後悔しない人の特徴について紹介していきます。
2.1 前向きに辞めた人
夢や目標のために辞めたなど、前向きにやめた人は大学中退を後悔することは少ないと思います。
例えば、もう一度大学に入りなおしたい人や、専門学校で専門的なことを身に着けて就職したい人、家を継ぐことにした人など、前向きな気持ちで辞めた場合には、後悔が少ないでしょう。
2.2 その後の進路を考えている人
その後の進路を考えて中退している人は、後悔が少ないです。
前向きな理由でなくとも、その後の動きを決めてある場合は後悔しません。
例えば、人間関係が嫌になって大学を辞めたとしても、その後に就職することを決めていれば後悔も少ないでしょう。
また、進路を考えている人は、大学中退のデメリットに遭遇した際にも、うまく乗り越えていくことができると思います。
3.中退して後悔する理由
次に、大学中退を後悔する理由について、3点紹介します。
- 大卒資格がなくなった
- 就職で苦労した
- コンプレックスになった
3.1 大卒資格がなくなった
はじめに、大卒資格がなくなったということを挙げることができます。
デメリットでも触れたように、大卒資格は就職活動や社会的信用に置いて非常に大事なものです。
恋愛においても、大卒以上を条件にする女性もいまだに根強く存在しています。
3.2 就職で苦労した
次に、就職で苦労することがあります。
これは、大卒資格が必要な企業に応募できないというだけでなく、選考中にも後悔することがあります。
例えば、高校卒業が応募要件の企業に応募して面接まで進んだとします。
面接で、面接官に、「大学中退となっていますが、理由をお聞かせください」などと尋ねられた際に、うまく答えることができるでしょうか。
また、「大学を中退したんじゃ、仕事も続かないんじゃないの」と圧迫面接をされることもあるかもしれません。就職活動に苦労した際に、後悔をすることがあります。
3.3 コンプレックスになった
最後に、大学中退がコンプレックスになってしまったということです。
周囲からの反応や、思うように人生が進まないときに、コンプレックスに陥ることもあるようです。
4.中退で後悔しないために考えるべきこと
最後に、中退で後悔しないために考えるべき2点そ紹介します。
4.1 その後の進路は決まっているか
まず、中退後の進路が決まっているかということです。進路が決まっている場合には、次に進むことができるのでデメリットは少ないと思います。
仮に、進路が決まっていないのであれば、「何をしたくて中退をするのか」、「中退をしたい本当の理由はなにか」をもう一度考えてみるとよいでしょう。
また、それは中退しなければ実現できないのかも合わせて考えてみることをおすすめします。
4.2 大学中退のデメリットを理解しているか
記事のはじめで紹介したような、大学中退のデメリットを理解しているかをもう一度確認してみてください。
この記事で紹介したことのほかにも、デメリットはあると思います。
自分があてはまるデメリットを書き出し、デメリットを上回るメリットが中退にあるのか、デメリットを背負っていく勇気があるかを考えてみることをオススメします。
まとめ
今回は、大学中退で後悔する人、しない人の特徴についてまとめてみました。
最近では、大学を中退する方も多くいますし、中退後に活躍されている方もいます。
ただ、そうではない人が多いのも事実です。
中退をする際には、この記事を参考に、後悔のないような準備をしてから中退されることをおすすめします。