大学の留年を親に伝えた方がいい理由。親側の子供への接し方も解説

こんにちは!カレッジノート(@collegenoteinfo)です!

大学を留年することになると、自分だけの問題ではありません。

後輩の男の子の不安な顔
大学生
親にどう言おう…

とふさぎ込む人も多いです。

この記事では、大学の留年を親に説明することに関してまとめました。

・大学を留年して親に言おうか迷ってる大学生
・大学を留年した子どもを持つ親
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1.大学留年を親に伝えるべき?

必要な単位が足りずに留年してしまった場合、親にどう伝えるべきか悩む方が多いと思います。

ですが、必ず親に伝えましょう。

怒られるからという理由で躊躇してしまうかもしれませんが、黙っていても解決しません。

親には留年したことを必ず連絡するようにしましょう。

2.親に伝えた方がいい理由

親に伝えた方がいい理由は以下の2つです。

  • 結局言わなければいけない
  • 親の助けを得られる可能性も

順番に説明します。

2.1 結局言わなければいけない

黙っていてもいつまでも隠し通すことはできません。結局どこかのタイミングで打ち明ける必要があります。

言わなければバレないのではないかと思うかもしれませんが、帰省した時に様子がおかしければ親に感づかれます。

たとえその場はうまくごまかせたとしても、大学の4年生が終わる時に卒業できなければバレてしまいます。

長期間黙っていた場合はすぐに言った場合よりも怒られますし、親との関係が悪化します。

時間がたてば立つほど状況は悪くなるので、留年が決まってしまったら早めに連絡するようにしましょう。

2.2 親の助けを得られる可能性も

正直に話せば親の助けを得られる可能性もあります。留年について一人で悩んでいてもいい答えはなかなか出ません。

親は子どもよりも長く生きているのでいろいろな人生経験をしています。一緒に考えればより良い答えが見つかるかもしれません。

親は子供の味方です。

きちんと状況を説明して相談すれば、親から適切なアドバイスをもらうことができます。

親の助けを得やすくするためには以下の3点が大切です。

  1. 留年した理由を説明
  2. 同じ失敗しないための計画を伝える
  3. 将来についてどう考えているか伝える

2.2.1 留年した理由を説明

まずは留年してしまった理由を伝えましょう。

言い訳のようになってしまうと逆に怒らせてしまいます。何がよくなかったのか真剣に考えましょう。

ごまかして言っても嘘をついていると気づかれます。反省していることを伝えるためにも真剣に理由を考えましょう。

2.2.2 同じ失敗しないための計画を伝える

同じ失敗をしないためにも計画を立てることが大切です。

留年してしまった理由に対してどう改善するのか

という点を盛り込み、できるだけ具体的な計画を立てて伝えましょう。

2.2.3 将来についてどう考えているか伝える

親が特に心配しているのは子どもの将来です。1年間のロスは少なくないので将来をちゃんと考えているか不安になります。

将来のことを具体的に考えていることを伝えることが大切です。

この1年で、

  • 就職に役に立つ資格やスキルを身につける
  • 将来のためにお金を貯める
  • 留学する

など、将来に向けた具体的な行動を考えることで無駄な1年では無くなります。

伸びた1年をどう有効に活用するかを伝えれば親も安心します。

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3.【親向け】留年した子どもへの接し方

ここでは、留年した/しそうな子どもの親に向けた内容をまとめます。

留年した子どもにどう接するべきか悩んでいる方も多いと思います。ただ子どもを叱るだけでは何も解決しません。

金銭的な余裕や本人の意志から、現実的にどんな方法が取れるか考えることが大切です。

3.1 本人も分かっているので責めすぎない

せっかく高い学費を出して大学に通わせているのに留年したとあっては怒りが沸いてくるかもしれません。

しかし、責めても何も解決しません。

悪いのは本人が一番わかっています。

大人である親が冷静になって一緒に考えることが大切です。

3.2 現実的にどうするか相談

お金や子どもの意見から現実的な解決方法を探すようにしましょう。

お金に余裕があるのなら親が払うことも可能ですが、ない場合はどうすべきかを真剣に考える必要があります。

まずは本人の意思を確認し、それに対する自分の意見を伝えましょう。

3.2.1 留年した時の選択は?

留年した時の選択は「そのまま通う」「中退」「休学」の3つです。

お金が用意できるのであればそのまま通うのが良いでしょう。

お金が用意できないのであれば、休学して自分で稼ぐか進学を諦めて中退するかのどちらかとなります。

休学中は数万くらいの在学費用がかかりますが、その期間中に学費をアルバイトで稼ぐことができます。学費が用意できたら復学させましょう。

今後の将来に影響するので子どもと時間をかけて話し合い、決めましょう。

3.2.2 計画を立てさせる

同じ失敗を繰り返させないためにも子どもに具体的に計画を立てさせることが大切です。

1年間のロスの影響は少なくありません。将来をどう考えているかを考えさせるようにしましょう。

もし、子どもがうまく計画を練れないようであれば、アドバイスをするのもいいでしょう。

3.2.3 経過を見守ろう

自分の怠惰で一度留年した経験のある人は、再び留年することも多いです。

同じ失敗をさせないためにも経過を見守りましょう。

月1回程度連絡を取って勉強が順調に進んでいるか確認すると、サボらずに続けることができると思います。

4.大学の留年後の学費について

留年した場合は当然ですが追加の学費がかかります。

学費の額を確認した上でどのように払うかを計画しましょう。

4.1 大学留年期間の学費はどれくらい?

学費は1年分または半期分の金額が必要です。

残り単位数によってもう少し安くなる場合もあります。

細かいルールは大学によって異なるので、各大学のホームページに書かれている内容をチェックしましょう。

参考価格ですが、1年間の学費はおおよそ以下の通りです。

大学の種類平均的な学費
国立大学535,800円
公立大学537,809円
私立大学(文系)746,123円
私立大学(理系)1,048,763円

4.2 本人が払うべきか親と相談

親が追加で払えれば良いですが、金銭的な理由から払えない場合もあると思います。

また、留年は子どもの責任でもあるため、自分で払うことも考えましょう。

4.2.1 親が払う場合

学費を親が払う場合、2度目はないと思うことが大切です。

アルバイトやサークルなどの活動は最低限にして、勉強に専念して確実に単位を取るようにしましょう。

4.2.2 本人が払う場合

本人が払う場合は、どうお金を工面するか考えましょう。

アルバイトで賄えるか、休学して働くか考えます。また、奨学金を受給する方法もあるので基準をクリアしているかチェックするようにしましょう。

アルバイトで必要な金額を稼ぐことが最も確実な方法ですが、お金を稼ぐことに専念して学業がおろそかになるのは本末転倒です。

学業との両立をするため、しっかりと計画を立て、場合によっては休学してお金を稼ぐことに専念することも考えましょう。

また、アルバイトでお金を用意するのも大事ですが、あらゆる手段を調べてお金を用意する方法を探すことが大切です。

例えば、奨学金などの支援制度が利用できないか確認しましょう。

学生の学費を支援する制度として以下のものがあります。

・給付型の奨学金
・貸付型の奨学金
・国の教育ローン

給付型の奨学金は返済義務ないの奨学金制度です。奨学金を満たすには基準を満たす必要があり、留年生や休学生には難しいかもしれません。

貸付型の奨学金は返済義務のある奨学金です。こちらも基準はありますが、給付型の奨学金と比較すると受給しやすいです。利子がつく場合があるので注意しましょう。

国の教育ローンは、日本政策金融公庫が行っている学費の貸付する制度です。利子つきで借りることができます。貸付型奨学金の受給が無理な場合はこちらも視野に入れましょう。

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まとめ

留年してしまったらすぐに親に連絡するようにしましょう。親と一緒に今後について話し合うことが大切です。

子ども・親双方の意見・お金など、様々な要因から現実的な解決策を探して、良い選択にしてください。

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