こんにちは!カレッジノート(@collegenoteinfo)です!
となると、留年後の学費のことも気になると思います。
今回は、そんな人のために大学生の留年後の学費のことについてまとめました。
1.留年したかまずは確認!
と思ったら、焦ることでしょう。
しかし、まずは落ち着いて留年したかどうか確認してください。
学校から配布されているシラバスのような必要単位数の分かるもので、学年ごとの必要単位数や必要科目を確認しましょう。
その後、学部の担当者に口頭でも直接確認してください。
1.1 留年したのかは、いつ分かるの?
留年をしたかどうかが分かるのは、大半3月中旬~下旬にかけて大学から送らてくる通知によって分かります。
卒業・留年かの決定は、通常2月末から3月上旬に行われる教授会によって判断され決まることになっています。
その後、その結果をもとに、資料が作成され学生の方に通知として送られます。その為この教授会が終わらないと卒業か留年かの最終的な結果を知ることが出来ません。
なので、留年かどうかが最終的に確定するのは、大半3月中旬~下旬ということのになります。
留年をした気になる場合、この時期のこの連絡までは、まだ担当教授に代案がないか相談するなど改善の余地があるので、最後まで諦めないでください。
2.留年したら学費はどうなるの
留年に関して気になるものの一つに「学費」があります。
ここでは、留年後の「学費」にまつわる2つのことをまとめました。
- 留年した場合での学費は全額支払うの?
- 留年したら奨学金が停止?
2.1 留年した場合での学費は全額支払うの?
結論から言いますと、基本的に1年分の学費を払わなければならない大学が大多数です。
たとえ、1単位しか足りずに留年が決まっただけで、学費の満額を支払う必要があるのかと考えてしまこともあると思います。
しかし、学費は受けた講義に対して支払うものだけではなく大学に在籍していることに対して支払うものです。そのため、単位数に関係なく大学に所属する以上支払う必要があります。
ただし、それは、留年が決定し翌年から発生する学費を軽減させる為の手段を何も取らなかった場合のことです。
あとで述べますが、実はしっかりと対応策を確認して進めていくことで学費を軽減することが出来ます。
2.2 留年したら奨学金が停止?
留年してしまうと学費に影響するのが、奨学金の停止です。
今まで、奨学金を借りて学費を補っていた方の場合、その奨学金が停止となってしまう為、留年後の学費の支払いが大変になります。
もし奨学金を借りている方であった場合、留年で奨学金が停止してしまうことを頭に入れておく必要があります。
ただし、奨学金停止は、打ち切りでは無いので、1年目、2年目、3年目で留年となってしまった方は、進級が出来次第、翌年から再開することが可能となります。
再開条件には、進級の他に、単位の修得状況、授業の出席状況、学業内容等の基準に達していないと、再開申請をしても通らないことがあります。
奨学金については、学費に影響する問題ですので、しっかり理解しておきましょう。
3.留年した時の学費を減らす方法
留年をした場合、当然翌年の学費は、通常の満額を支払うこととなります。
ただし、留年をした時に、いくつかの方法を使うことで、学費を軽減させることが出来ます。
ここでは、学費を軽減させる方法について詳しく説明していきたいと思います。
- 留年生対象の学費免除の特別制度
- 休学制度を利用する
- 半期卒業で学費を半額に
3.1 留年生対象の学費免除の特別制度
大学によっては、留年生に対して、学費を最大半額まで免除してくれる制度を設けているところがあります。
学費が半額まで免除してくれる制度はとてもありがたいですね。
3.1.1 留年生対象とした学費半額免除
実際に、早稲田大学を例に挙げてみますと、留年した場合の学費は残り必要な単位数によって割引される制度が設けれれています。
具体的には、必要な単位数が4単位以下であれば学費が半額免除となり、5単位以上20単位以下であれば30%免除されます。(ただし、その他の費用として図書館環境設備費、学生健康増進互助会費、学会費、図書館費の約10万円が加算されます)
3.1.2 学費免除の注意事点
大学によって、留年生に対しての学費免除を設けているところと、そうでないところがあります。
まずは、自分の通っている大学はこのような制度があるかどうかを確認してみることをおすすめします。
3.2 休学制度を利用する
留年の原因となる不足単数が前期で取得出来る場合であれば、後期は休学制度を利用されることをおすすめします。
何故ならば休学にされた場合、学費は在学費(大学によっては一部諸経費を含む)のみを払うだけで済むことが出来るからです。
つまり後期分の学費を軽減させることが出来ます。
近年、各大学ごとに休学中の学費は減少傾向にあり、金銭面で休学をしやすい状況になっております。国公立大学であれは無料、私立大学においても10万円前後の大学が多く見られます。
休学制度を利用して、留学やインターンを行う方もいる他、留学した学生の方でも利用される傾向があります。
3.2.1 休学中の支払う学費はいくら?
実際に、いくつかの大学ごとの休学中の学費について調べました。
学校名 | 休学中の学費 |
国公立大学 | 無料 |
青山学院大学 | 6万円 |
関西大学 | 5万円 |
関西学院大学 | 10万円 |
同志社大学 | 6万円 |
日本大学 | 6万円 |
法政大学 | 5万円 |
※2017年現在の内容です
各大学によって、金額が異なりますが、私立大学では10万前後の大学が多いです。
国公立大学の場合であれば、休学中は学費が無料になります。
前期の内に、単位が取得出来る場合には、後期は休学制度を利用されることをおすすめします。
3.2.2 休学制度利用の注意点
各大学ごとに休学に必要な手続き方法が異りますが、大半の場合、休学届を提出して大学側の許可が下りたら休学となります。
ただし、休学届の際に必要な書類や資料等が要求されることもあります。また休学届を提出してから許可が下りるまでに1~2か月ほどかかるケースもあります。
もし休学制度を利用される場合には、必要資料や期間などを大学側へ確認に行かれたほうがよいでしょう。
3.2.3 奨学金制度を利用されている場合
奨学金制度を利用されている方は、休学中は、奨学金を受け取ることが出来なくなります。
その為、休学中の受け取り停止と、休学後の受け取り開始の手続き申請を行う必要があります。
奨学金制度を受け受けられている方でしたら、休学制度を取るべきか、そうでないべきかを一度確認された方が良いでしょう。
3.3 半期卒業で学費を半額に
半期卒業を行えば、学費は半額に軽減することが出来ます。
4年目以降の留年でしたら半期卒業をすることも可能です。
半期卒業とは、前期が終了後、後期まで在学せず9月に卒業を迎えることです。留年された方の場合、前期中に不足分の単位を全て取得して、後期は大学に在学せず卒業迎えるケースがあります。
これにより後期の学費は全く掛からずに済むことが出来ます。従って前期分の学費のみとなり、留年した場合の学費を最も軽減できる手段であると言えます。
3.3.1 半期卒業の注意点
もし、卒業前に就職先が決まっていない状況であれば、半期卒業はおすすめしません。
何故ならば、半期卒業を迎えた9月以降の肩書が既卒扱いになってしまうからです。
肩書が既卒になることによるリスクとして考えられることは、就職活動です。就職活動を9月以降もしくは、翌年3月以降に始められる場合ですと既卒として現役学生と競うこととなり不利なケースも出てきます。
既に内定を頂いている方でしたら問題ありませんが、そうでない方は、あまり焦らずに判断をされるほうがよいでしょう。
4.留年後の学費は自分で稼ぐべき?
留年したのは自分の責任であるため、学生本人が学費を稼ごうとする人もかなりいます。
ですが、卒業を考えるのであれば、勉強をする必要があるのでバイトのしすぎには注意です。
学費を稼ぐことを中心としてしまいますと、もとの学業にして影響し兼ねることもあり本末転倒になってしまくこともあります。
必ず1度親と学費に関することも相談し、全額負担あるいは一部負担してもらうことを検討してください。
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まとめ
留年をしてしまいますと、どうしても費用が加算されてしまいます。
ただし、幾つかの方法を知っていれば、学費を軽減することが出来ます。
留年をしまった場合には焦らずに先ずは大学側へ今回お伝えした方法について相談してると良いかと思います。
留年は考え方によっては、もう一年自分と向き合う貴重な時間を送れるチャンスとも言えます。
不安要素である、学費の面を速やかに解消して、残りの貴重な1年を充実したかたちで送れるようにしたいですね。
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