こんにちは!カレッジノート(@collegenoteinfo)です!
せっかく勉強して入った大学ですが、様々な理由で大学を中退する人も中にはいます。
今回は、そんな大学を中退する人の理由についてまとめました。
1.大学を中退する理由8選
大学を中退する理由は人それぞれですが、どのような理由が大学を中退する理由として多いのでしょうか。
大学を中退するための理由としてあげられるものを8つ紹介します。
- 精神的に厳しくなった
- 経済的に行けなくなった
- 人間関係が嫌になった
- 学業不振
- 病気や怪我
- 妊娠・出産・結婚
- 進路変更
- 就職・起業
1つ1つ解説していきます。
1.1 精神的に厳しくなった
大学中退の理由の1つとしてあげられるのが、精神的に厳しくなることです。
近年、このような状態になる大学生が増えていて、人間関係のトラブルや講義についていけなくなってしまうことへの不安からきている場合があります。
また、精神的な辛さから大学へ通うのを躊躇するようになり、「このままじゃダメだ」と思えば思うほどその不安が大きくなるといった負のスパイラルに陥ってしまう大学生も少なくありません。
解決策としては、気分転換やリフレッシュをするのも1つの方法です。
幸い、大学生には自由な時間というものがたくさんあるので、自分を見つめ直すための時間に使うのもいいかもしれません。
また、大学によってはカウンセリングを受けれる場所を用意しているところもありますので、思い切って専門家に相談してみてもいいのではないでしょうか。
1.2 経済的に行けなくなった
経済的な理由で大学に行けなくなる人もいるでしょう。
ここで言う経済的な理由は、親の経済的な理由もあげられますし、将来の奨学金の返済が難しいと自己判断する場合もあります。
4年制の大学であれば、4年分の授業料や書籍代、一人暮らしをしている大学生なら家賃や生活費も工面しなければなりません。
また、私立大学の場合、国立や公立に比べて大幅に学費が変わってきますから、大学を無事卒業するためにも、入学前に授業料や生活費の算出をしっかりと計画しておく必要があります。
1.3 人間関係が嫌になった
人間関係が嫌になって大学を中退する人も多いです。
と大学入学前は意気揚々としていても、いざ大学に入ると友達ができなくて楽しい大学生活が送れないという人は少なくありません。
高校までは、同じクラスや部活に入ることで自然と友達ができますが、大学は自由に授業を選択するスタイルですので、同じ教室や同じ仲間と一緒に過ごすという状況にはならないこともあります。
例え同じ授業を選択している人でも、卒業まで一言も話さないなどといったことも全然あるのです。
そういった経緯で友達ができず、大学生活が面白くないという方が増えてきています。
また、いい人間関係を築いていたはずなのに、ある日突然その関係が崩れるといった場合もあるでしょう。
大学生活は新しい人間関係をつくったり、その人間関係を維持していかなければ、楽しさが半減してしまうものです。
1.4 学業不振
学業不振を理由に大学を中退する人もすくなくありません。
「勉強が追いつけなくなった」「勉強する時間がない」というようなことが原因で、単位を落とすことになり、学習意欲が低下してしまうのでしょう。
大学は文字通り学ぶところですので、学ぶための意欲がなくなってしまえば大学へ通う理由もなくなってしまうのです。
1.5 病気や怪我
病気や怪我などが原因で、大学を中退することになってしまう大学生もいます。
心の病気はもちろんのこと、突発的な病気や怪我によって辞めたくないのに大学を辞めることになる大学生は世の中にたくさんいます。
本当に厳しいようなら大学を中退するのも1つの手ですが、余裕があるのなら休学という選択肢を考えてみてもいいでしょう。
1.6 妊娠・出産・結婚
妊娠・出産・結婚を理由に大学を中退する人も意外とたくさんいます。
学生結婚というのも近年では増えてきていて、その場合、妊娠・出産を経てそのまま結婚という流れになることが多いでしょう。
そうなってくると、大学に在籍したままの状態は難しくなってきます。特に女性の方は、出産や育児を大学生活と並行しておこなうのは厳しいでしょう。
中には休学という選択をする方もいますが、やはり金銭面での負担は大きく、そのほとんどを親に頼ることになってしまいます。
在学中に妊娠や出産をすることは、茨の道を進む覚悟が必要です。自分の将来や生まれてくる子供のことを考えて、恋人とのお付き合いは計画的におこないましょう。
1.7 進路変更
進路変更のために大学を中退する人もいます。
大学在学中に、新しい目標や自分が本当にやりたいことを見つけることもあるでしょう。
もしそれが在学している大学ではできないようなことであるのなら、思い切って中退するのも1つの手かもしれません。
人生というの1度きりですし、その人の人生はその人のものです。大学に入学したからといって、必ずその大学を卒業しなければいけないという制約もありません。
後悔しない人生を歩むためにも、中退後の進路や自分のやりたいことをより明確にして判断するようにしましょう。
1.8 就職・起業
大学中退の理由として、就職や起業というものもあげられます。
かの有名な実業家、スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツも大学を中退しており、自分のやりたいことのために大学を中退するのは選択肢の1つです。
大学を卒業したら立派な社会人です。しっかりと責任と自覚を持って、就職や起業といった判断をする必要があるでしょう。
2. 就活時の中退の理由の説明
大学を中退すると、よほどのことがない限りほとんどの人が就職活動をすることになります。
その場合、就活時の面接で必ず大学を中退した理由を訊かれることでしょう。
ここでは、そんな状況で使える受け答えや切り返しを紹介していきます。
- 基本的に正直に言う
- 中退後の変化を言うのが大事
1つ1つ解説していきます。
2.1 基本的に正直に言う
就活時に中退の理由を述べる際は、基本的に正直に言うべきです。
下手な嘘をついてしまうと突っ込まれた時にボロを出してしまう可能性が高いですし、例え面接時に切り抜けられたとしても、入社後もずっと嘘をつき続けなくてはいけなくなります。
中退理由がまっとうなものであるなら包み隠さずに話しましょう。また、いい印象を与えられそうにない理由であっても、その後に補填すれば問題ありません。
2.2 中退後の変化を言うのが大事
前述した通り、中退理由は正直に言うことがベストですが、中退理由によっては相手にマイナスなイメージを与えることもあるでしょう。
しかし、中退後の自分の変化を伝えれば、そのマイナスなイメージを払拭することができます。大事なのは過去の自分ではなく今の自分です。
「中退後は独学で英語の勉強をしている」
「アルバイトと資格勉強をしているので、根気と計画性は人一倍ある」
というような中退後の変化があれば、就活時にもマイナスなイメージを持たれることはないでしょう。
3.就活の理由説明時の注意点
就活の際、中退理由を話す時には注意点があります。
中退理由は正直に話すべきだと前述しました。確かに理由そのものは正直に話すべきですが、全てをありのままに話す必要はありません。
就活時に中退理由を話す場合は、相手への伝え方に気をつける必要があります。
ここでは、就活の中退理由説明時の注意点を2つ紹介しますので参考にしてみてください。
- ネガティブに言わないこと
- 中退は印象に残る!言い方次第でプラスに
1つ1つ解説していきます。
3.1 ネガティブに言わないこと
まず、ネガティブに言うことは絶対に避けましょう。
中退理由をネガティブに言ってしまうと、相手は「この人はネガティブな人なんだ」と受け取ってしまいます。ネガティブな人と一緒に仕事をしたいと思う人はいません。
中退した理由が、「友達ができなかったから」「やる気がでなくて」というような理由であったとしても、それをそのまま伝えることはマイナスにしかならないので、伝え方を意識するようにしましょう。
3.2 中退は印象に残る!言い方次第でプラスに
大学中退というのは、いい意味でも悪い意味でも印象に残ります。
基本的にはマイナスなイメージを持たれがちな中退という言葉ですが、本人の言い方や伝え方次第ではプラスに働くこともあるのです。
例えば、経済的な理由で中退した場合でも、「金銭面の工面ができなくて」で終わるより、「社会に早く出て自立したいと思っています」と一言加えるだけで、相手にいい印象を与えることができます。
中退という印象に残ることをうまく利用して就活に臨みましょう。
まとめ
大学中退の理由は人によって様々です。そして、大学を中退する人のほとんどが、思ってもよらない出来事であるはずです。
しかし、そこで挫けたり塞ぎ込んでいては前に進むことができません。
大学を中退した自分をしっかりと受け入れて、今後、自分がどう生きていくのかを考えていきましょう。